バレエ・リュスの世界 バレエ・リュスの世界 バレエ・リュスの世界 バレエ・リュスの世界

2022年5月22日(日)あましんアルカイックホール

*全席指定・税込
*5歳よりご入場いただけます 
*学生席の対象は中学生以上 当日学生証の提示が必要

お子さまバレエ・リュス勉強会はこちら

バレエ・リュスとは

バレエ・リュスは、1909年から1929年までヨーロッパを中心に公演活動を行ったバレエ団であり、バレエ・リュス(仏: Ballets Russes)の直訳は「ロシアンバレエ」を意味します。
正式なカンパニー名を持たずに旗揚げに至ったため、さまざまな表記や呼び方がありますが、日本では「バレエ・リュス」が主流です。

セルゲイ・ディアギレフは、バレエ・リュスの創設者であり、彼自身が舞台で踊ったり振付作品を発表することはありませんでしたが、さまざまな芸術家の才能を引き付けて組み合わせ、育むことで名作を世に送り出していました。バレエ・リュスの舞台には、のちのクラシック的存在になっていくドビュッシーやピカソ、シャネルなど、前衛芸術家たちが参加していたのです。バレエ・リュスは総合芸術が結集した舞台の幕開けであり、当時の「モダンアート」を実現していく存在でした。

ディアギレフは、バレエダンサーや振付家の育成に力を入れるとともに、美術や文学・演劇・音楽との融合を目指し、視覚芸術の変革をもたらしたのです。
2022年は、そんなバレエの歴史上キーマンとなるディアギレフ生誕150周年にあたります。

セルゲイ・ディアギレフ バレエ・リュスの創設者であり、天才プロデューサーであるセルゲイ・ディアギレフ
出典:スヘイエン『ディアギレフ 芸術に捧げた生涯』(みすず書房)表紙、資料提供:鈴木晶
マリー・ローランサンが関わった作品「牝鹿」
マリー・ローランサンが関わった作品「牝鹿」
資料提供:兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション
ココ・シャネルが衣裳で携わった作品「青列車」
ココ・シャネルが衣裳で携わった作品「青列車」
資料提供:兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション

バレエ・リュスとは

バレエ・リュスは、1909年から1929年までヨーロッパを中心に公演活動を行ったバレエ団であり、バレエ・リュス(仏: Ballets Russes)の直訳は「ロシアンバレエ」を意味します。
正式なカンパニー名を持たずに旗揚げに至ったため、さまざまな表記や呼び方がありますが、日本では「バレエ・リュス」が主流です。

セルゲイ・ディアギレフは、バレエ・リュスの創設者であり、彼自身が舞台で踊ったり振付作品を発表することはありませんでしたが、さまざまな芸術家の才能を引き付けて組み合わせ、育むことで名作を世に送り出していました。バレエ・リュスの舞台には、のちのクラシック的存在になっていくドビュッシーやピカソ、シャネルなど、前衛芸術家たちが参加していたのです。バレエ・リュスは総合芸術が結集した舞台の幕開けであり、当時の「モダンアート」を実現していく存在でした。

バレエ・リュスの創設者であり、天才プロデューサーであるセルゲイ・ディアギレフ
出典:スヘイエン『ディアギレフ 芸術に捧げた生涯』(みすず書房)表紙、資料提供:鈴木晶

ディアギレフは、バレエダンサーや振付家の育成に力を入れるとともに、美術や文学・演劇・音楽との融合を目指し、視覚芸術の変革をもたらしたのです。
2022年は、そんなバレエの歴史上キーマンとなるディアギレフ生誕150周年にあたります。

マリー・ローランサンが関わった作品「牝鹿」
マリー・ローランサンが関わった作品「牝鹿」
資料提供:兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション
ココ・シャネルが衣裳で携わった作品「青列車」
ココ・シャネルが衣裳で携わった作品「青列車」
資料提供:兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション

作品紹介

※ 演目はやむを得ない理由により変更が生じる可能性があります。

レ・シルフィードLes Sylphides

振 付 : ミハイル・フォーキン
音 楽 : フレデリック・ショパン

月光の下、ショパンの名曲で幻想的な世界へ
バレエ・リュス初期の名作を再現

別名「ショピニアーナ」とも呼ばれる、ショパンの名曲を用いたバレエ・リュス初期の名作。月光の下詩人とエルフたちが美しく舞う姿に幻想的な世界へ引き込まれるような作品で、バレエ・リュス以前に生まれたロマンティックバレエの代表「ラ・シルフィード」へのオマージュと言われています。今回は当時の振付を再現し、上演します。

牧神の午後L'Après-midi d'un faune

振 付 : ジェローム・ロビンス
音 楽 : クロード・ドビュッシー

艶やかなロビンス版でリュスのエッセンスを
ドビュッシーの音楽とともに描く、
洗練された12分間

バレエ・リュスではニジンスキーが振付、主演を務め賛否両論を呼んだ作品。
性的なテーマが露骨に表現され、動きもクラシックバレエとは大きく異なるもので、コンテンポラリーダンスの先駆け的な存在です。この作品を当時すでに振付家として成功していたロビンスが、1953年にモダンな雰囲気で再演出したものを、今回上演します。ロビンス版では、稽古場にいるダンサー2人のドラマが描かれています。ロビンスは、この作品を振り付けた3年後にブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を手掛けました。

ポロヴェッツ人の踊りPolovtsian Dances

原振付 : カシアン・ゴレイゾフスキー
音 楽 : アレクサンドル・ボロディン
振 付 : 貞松正一郎

エキゾチックなバレエ・リュスの名作
バレエと歌が激しく混ざり合う
エネルギッシュなオペラから

オペラ「イーゴリ公」の2幕バレエシーンが元となった作品。
今回は貞松正一郎による再演出・振付で、エネルギッシュなダンスが見どころです。
物語の舞台はロシア。この作品の音楽を作曲したアレクサンドル・ボロディンは、創作にあたって歴史書を読み解き、現地調査までおこなったと言われています。彼はここに登場する異なる民族を決して敵対的には描いておらず、異民族同士が手を取り合うというメッセージを読み取ることができる象徴的な音楽ではないでしょうか。

舞台と一緒にもっとバレエを楽しむ

プレトーク & コレクション

当日会場にて、鈴木晶氏(法政大学名誉教授)によるプレトーク、
兵庫県立芸術文化センター所蔵 薄井憲二バレエ・コレクションの展示を予定しております。

鈴木晶氏(法政大学名誉教授)

鈴木 晶 (Sho Suzuki) プロフィール バレエ史研究者。法政大学名誉教授、早稲田大学大学院客員教授。著書に『ニジンスキー 神の道化』『バレエ誕生』『オペラ座の迷宮』『バレリーナの肖像』他多数。訳書に『ニジンスキーの手記 完全版』、スヘイエン『ディアギレフ 芸術に捧げた生涯』、バックル『ディアギレフ ロシア・バレエ団とその時代』他多数。なお、フロム『愛するということ』をはじめ、心理学関係の著訳書も多数。

【兵庫県立芸術文化センター所蔵 薄井憲二バレエコレクション】
兵庫県西宮市にある兵庫県立芸術文化センターは、音楽や演劇、バレエを上演するホールの他、舞踊史上貴重な資料である「薄井憲二バレエ・コレクション」を所蔵。薄井氏は、バレエダンサー、振付家、舞踊評論家、舞踊史研究家として活躍し、日本バレエ協会会長のほか、世界三大バレエコンクール(モスクワ、ヴァルナ、ジャクソン)などの多くの国際バレエコンクールの審査員も歴任。2017年に他界。現在の薄井憲二バレエ・コレクションのキュレーターは神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授関典子氏が務めている。
【公式WEBページはこちら】

バレエの歴史を感じるコレクション
約20点を展示予定です。

ダンサー

※ 出演ダンサーはやむを得ない事情により変更が生じる場合があります。

賛助出演

宗近 匠(地主薫バレエ団) / 巽 誠太郎(地主薫バレエ団) /
佐々木 嶺 (佐々木美智子バレエ団)
/ 亀田研介(佐々木美智子バレエ団) /
堂下弘平(はなやまバレエスクール) /
獺越界斗 /
深見瑛斗(芦屋大学) / 西田風也(大垣バレエスクール)

バレエ団出演者

お子さま バレエ・リュス勉強会 お子さま バレエ・リュス勉強会

開演前に、お子さまを対象に
「バレエ・リュス」の基礎知識を学ぶ勉強会を開催いたします。
舞台を観る前に知っておくと、幅広い視点を持つことができ、
より楽しく、より興味深く観ていただけると思います。
ぜひ、ご参加ください!

〔 日 時 〕
5月22日(日)13時30分〜14時15分(13時15分より受付)
〔 場 所 〕
あましんアルカイックホール・ミニ(ホール2F)
※アルカイックホール正面入口よりご入場ください
〔 解 説 〕
上村 未香
〔 対 象 〕
公演チケットをお持ちの小学校4年生〜高校3年生
〔 費 用 〕
無料・自由席です。(定員150名)
※保護者の方も1名、ご入場いただけます

お電話またはお申し込みフォームより
ご予約ください

貞松・浜田バレエ団事務局 TEL : 078-861-2609 
平日(月〜金)10:00〜16:00

勉強会のお申し込みフォーム
バレエ・リュスの世界

スタッフ

※ スタッフはやむを得ない事情により変更が生じる場合があります。

[ 団長・演出 ]
貞松 融
[ 副団長 ]
浜田蓉子
[ 振 付 ]
ミハイル・フォーキン
ジェローム・ロビンス
貞松正一郎
[ 演出助手 ]
堤 悠輔
[ 振付助手 ]
上村未香
[ 構成・演目アドバイザー ]
鈴木 晶
[ 振付指導 ]
渡部美季 / Buber Aliaksandr
(レ・シルフィード)
Ben Huys(牧神の午後)
[ バレエミストレス ]
長尾良子 / 小西康子
[ 舞台監督 ]
坪崎和司((有)ステージ・ハンド)
[ 照 明 ]
柳原常夫((有)ライティングセブン)
[ 音 響 ]
津田和志((株)神戸国際ステージサービス)
[ 衣裳スタッフ ]
堀部富子 / 松良朋子
[ 衣 裳 ]
(株)アトリエヨシノ / 地主薫バレエ団 /
(株)東京衣裳
[ 装 置 ]
(公財)スターダンサーズ・バレエ団 /
(一財)NBAバレエ団
[ 宣伝美術 ]
⻆谷 慶(Su-)

チケットのお取り扱い

(一社)貞松・浜田バレエ団
TEL.078-861-2609 / 平日 10:00〜17:00 チケットのお申し込みはこちら
ホールプレイガイド
TEL.06-6487-0810 / 9:00〜19:00(年末年始、その他の休館日を除く)
チケットぴあ
https://t.pia.jp 〔Pコード 511-698〕
ローソンチケット
https://l-tike.com 〔Lコード 52045〕
あましん
        アルカイックホール

〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2丁目7-16 TEL.06-6487-0810
【 地図・交通アクセス 公式WEBサイト ▶︎ ▶︎